保育園の転園とは少し違う、引っ越しに伴う【幼稚園の転園】について紹介したいと思います。
転勤族の引っ越しはお金がどんどん飛んでいきます。幼稚園の転園で出費を抑えるための注意点もシェアしていきますね。
保育園の転園手続きで悩んでいる方は↓の記事を参考にしてください。
【転勤族向け】保育園の転園に必要な手続き4ステップ
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幼稚園の転園手続きのステップ
まず、幼稚園の転園の大まかな流れは以下の通りです。
転勤が決まって、幼稚園の転園が必要になったら、次の4つのステップで準備をしていきましょう。
ポイント
step
1転園前(通っている)の幼稚園に連絡する
- 転園の意思を伝える
- 退園届の提出
- 在園証明書の取得
step
2引っ越し先の幼稚園を探す
- 幼稚園検索サイト
step
3めぼしい幼稚園の空き確認をする
- 候補の幼稚園に直接連絡
step
4転園先の幼稚園で転園手続きをする
- 「在園証明書」を提出する
- 入園金の有無の確認
- 園制服の貸し出しの有無を確認 or 購入
- 教材の貸し出しの有無を確認 or 購入
赤字が保育園の転園とは異なる部分です。
幼稚園ならではの書類や手続きは忘れがちなので、ここを中心に説明していきますね。
幼稚園ならではの転園手続き
幼稚園の転園には「在園証明書」が必要
引っ越しが決まったら、まずは通っている幼稚園に連絡しましょう。転勤の予定と退園の意思を伝えます。
幼稚園側から退園までに必要なことを教えてくれるはずです。
現在通っている幼稚園での手続きとしては、「退園届」の提出と「在園証明書」の取得が必要になります。
在園証明書は幼稚園の転園ならではの書類です。言わないともらえないこともあるので必ず申し出てください。
在園証明書の作成をお願いし忘れて引っ越してしまうと、郵送でのやり取りになってしまって少し面倒です。
ポイント
● 退園届
転園前の幼稚園に提出する書類です。園ごとに書式があると思うので、退園の意思を伝えるときに退園届の用紙をもらいましょう。
提出先と提出期限を確認し、期限までに提出します。
● 在園証明書
転園先の幼稚園に提出する書類です。
転園前の幼稚園に作成をお願いします。
一般的に、「園児の氏名」「在籍していた期間」「園名」「園長名」など簡単なことが書かれています。
「在園証明書」は簡単な情報しか載っていませんが、転園手続きが終わると、幼稚園どうしで「幼稚園幼児指導要録」という書類をやり取りします。
ここには、子供の性格や園での様子などが書かれており、転園先の幼稚園へ引き継がれるようです。
転園前の幼稚園と転園先の幼稚園で情報共有してもらえるので安心ですね!
幼稚園の空き状況は園に直接問い合わせる
保育園の転園の申し込み受付や人数調整は、各自治体が行っていますが、幼稚園の申し込み受付は各幼稚園が行っています。
引っ越し先の幼稚園の空き状況を確認する場合は、候補の幼稚園へ直接連絡をしましょう。
認可保育園のように点数順ではないですし、各幼稚園に裁量があるので、保育園よりは希望月での転園がしやすい印象です。
また、転園先の候補を絞り込むには、見学できるのが理想です。
しかし、転勤のような急な引っ越しや遠方への引っ越しの場合は、幼稚園の見学も難しいことが多いですよね。
その場合は、幼稚園への連絡の際に、園の方針や様子を聞くほか、
幼稚園はホームページを用意していることが多いので、ホームページの情報やWeb上の口コミも参考にしてみてください。
わたしの場合、「みんなの幼稚園/保育園情報」という全国の保育園・幼稚園の口コミをまとめたサイトが役に立ちました。
転園先の入園金や制服の代金が節約するコツ
引っ越しは何かとお金がかかりますよね。
転入先の幼稚園とのやり取りは、以下のことに注意してみてください。
幼稚園の転園にかかる費用を抑えられるかもしれませんよ!
転園の場合は「在園証明書」で入園金が減免される場合も
今の幼稚園で入園金を払ったのに、また入園金がかかるのかしら…
そう思いますよね。
空きがある幼稚園が見つかったら入園金の有無を確認してください。
幼稚園によっては、「在園証明書」の提出によって、新規入園ではなく転園であることを証明すれば、入園金がなかったり安くなったりするところがあります。
また、「年長さんの転園なら半額」というように転園のタイミングによる入園金の減免を行っている幼稚園もあります。
幼稚園しだいですが、入園金がなくなったらラッキー!事前に確認してみましょう。
園制服や教材は貸し出しがあるか確認!出費を抑えられるかも!
また、幼稚園は保育園と違って、指定の制服や教材があるところが多いですよね。
転園するとまた新しく購入する必要が出てきてしまいます。
シャツ、ズボン、セーター、体操着、帽子、カバン・・・
一式そろえるだけで3~5万円かかることもしばしばあります。
年長での転園で半年しか通わないのに一式そろえなきゃいけないなんて…
引っ越しでお金がかかるのに、ここで大きな出費はきつい~!
そんな時は、幼稚園に園制服や教材の貸し出し制度がないか確認してみましょう。
転勤族の多い地域の幼稚園だと、転勤で転園していった園児や卒園した園児の制服を貸し出し用にとっておいていることがあります。
借りた制服などは、また自分の子が転園するとき、または卒園するときにクリーニングして返す形です。
貸し出し制度の有無は、聞かないと教えてくれないこともあるので、転園手続きの際に確認してみましょう!
また、卒園までの期間が短い場合は、通園バッグなどは自前のものでOKとなることが多いので、貸し出し制度がない場合でも、事前に相談しておくといいですね。
まとめ:幼稚園の転園ならではのポイントをしっかり確認してスムーズに手続きを進めましょう
幼稚園の転園ならではの手続きポイントを紹介してみました。
「在園証明書」の取得は忘れずに!
また、転園先の入園金や制服等の貸し出し制度もしっかり確認して出費を抑えましょう!
この記事が、スムーズな幼稚園の転園に役立ちますように。